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資料提供:キッセイ薬品工業株式会社

腎臓の位置と大きさは?

腎臓の位置と大きさ

背中側の腰辺りにある左右一対の空豆型の臓器が腎臓です。
大きさは大人のにぎりこぶし大(約150g)くらいです。

腎臓の働きって?

腎臓の働き

<終末代謝産物などの排泄>
余分な水分、塩分、酸、窒素化合物などを尿として排泄します。

<ホルモンの分泌>
血圧調整や血液を作るのに必要なホルモンを分泌します。
●腎臓は24時間休むことなく働いています!

腎臓が悪くなるとどうなる?

腎臓が悪くなる

・終末代謝産物や余分な塩分、水分、電解質、酸などが排出されずに体内に蓄積されます。
・ホルモンバランスが崩れ、高血圧や貧血になってしまいます。

●腎臓の働きが低下すると「人工透析」が必要になることもあります。

人工透析って何?

人工透析

腎臓の代わりに体内の老廃物や余分な塩分、水分、電解質、酸などを人工的に取り除く方法が人工透析です。

●透析療法で老廃物や水分などは除去できますが、ホルモン分泌はできないので、薬で補うことが必要です腎臓が悪くなったらどうすれば良い?

<薬物療法 血圧コントロールなど>
<食事療法 低たんぱく食>
(たんぱく制限、塩分制限、エネルギー確保)

<体調管理 風邪予防など>
●毎日の生活に注意して働き者の腎臓をいたわりましょう!

低たんぱく食事療法ってどんなもの?

低たんぱく食事療法を知る

低たんぱく食事療法の三原則
1.たんぱく質を控える
2.エネルギーを確保する(炭水化物、脂質)
3.塩分を控える

場合によっては…
●カリウムの制限、リンの制限を行うこともある

食品の選び方(たんぱく質)

●主食に含まれるたんぱく質を控える
●質の良いたんぱく質を選ぶ
動物性食品のたんぱく質は質が良いとされます。
(体に必要なアミノ酸をバランスよく含む為)

食品の選び方(エネルギー)は?

食品の選び方(エネルギー)

<たんぱく質を含まない食品の活用>
●糖類
砂糖、オリゴ糖、はちみつ

●油脂類(摂りすぎに注意)
マクトン(中鎖脂肪製品)
オリーブ油、ごま油、バター

<たんぱく質が少ない食品の活用>
●低たんぱく米飯
ゆめごはん

●でんぷん製品
春雨、くず粉、片栗粉

食品の選び方(塩分)

・調味料に含まれる塩分量を知る
・減塩のコツを知る

食品の選び方(リン)は?

食品の選び方(リン)

●たんぱく質を抑える
たんぱく質を抑えるとリンも抑えられます。

それでも下がらないときは…
●小魚、乳製品、卵類の摂取量を確認する

食品の選び方(カリウム)は?

食品の選び方(カリウム)

●たんぱく質を抑える
たんぱく質を抑えるとカリウムも抑えられます。

それでも下がらないときは…
●生野菜、果物、海草、豆類、いも類の摂り方に気をつける

治療用特殊食品の使い方は?

治療用特殊食品の使い方

低たんぱく食事療法のために開発された食品です。大きく分けると次のようになります。

《たんぱく質調整食品》
主食
普通のごはんに比べてたんぱく質を1/35まで低減した「ゆめごはん1/25」やたんぱく質を低減したパン、麺類などがあります。
副食
1袋のたんぱく質や塩分、リン、カリウムなどを調整したレトルト食品(ゆめシリーズ)などがあります。

《エネルギー補給食品》
中鎖脂肪(MCT)製品(マクトンシリーズ)
普通の油に比べ消化吸収に優れた油脂(MCT)を使用した、粉末の油脂(マクトンゼロパウダー)や液体の油脂(マクトンオイル)や菓子類(クッキー、ゼリー、ようかん等)があります。
低甘味ブドウ糖重合体製品
砂糖に比べて甘くない甘味料。
●足りないエネルギーを手軽に補給しましょう!

食事療法のポイントって?

食事療法のポイント

食品は計量し、重量と大きさを確認する
何をどれくらい食べたのか、記録をつけましょう。

治療用特殊食品の活用法って?

治療用特殊食品を活用する

栄養成分を調整した治療用特殊食品が便利です。
例えば…
●旅行の時
●急用で料理の時間がとれない時、など

新しいメニューを学ぶ

メニューが増えればバラエティに富んだ飽きのこない食事となります。

食事は楽しく、でも指示量は守る
旅行などで外食する際は指示量をオーバーしないように注意することが大切です。

腎臓に優しい治療用特殊食品を使いましょう!

■普通の食品を中心にすると、食事療法は困難です。

《主食、副食ともに普通の食品を使用の場合》
・普通のごはんはたんぱく質が多いため、おかずを減らさなければいけません。
・たんぱく質を減らすと、十分なエネルギーの確保ができません。
・油や砂糖でエネルギー確保が必要となり、油っぽく、甘くなります。
・栄養成分値の計算が多く、献立作り・調理が大変です。

■治療用特殊食品を上手に利用すれば、食事療法は容易です。

《主食、副食に治療用特殊食品を使用の場合》
・主食(ゆめごはん)で節約できたたんぱく質をおかずにまわせます。
・主食(ゆめごはん)やおかずの量が減らないので、エネルギー確保が容易になります。
・成分が調整された副食を使えば美味しく食べられます。
・栄養成分値が計算されており、献立作り・調理が簡単になります。


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